マンション購入を失敗する人の特徴3選 /後悔しない住宅選び

マンションを買った後に、なぜこのマンションを買ったのかと後悔する人がいます。念願の新居だったはずですが1年もしないうちに後悔が始まり、資金に余裕がある人は2年から3年で売却してしまいます。なぜこんなことになるのでしょうか。買った後に後悔する人の特徴を3つのパターンにまとめてみました。

①奥様の要望を無視する

ずいぶん前の話ですが、ある デベロッパー ではマンション購入を最終的に決めるのは決めるのはご主人の場合が多いという理由で新聞広告は日経新聞だけに出すごとに決めました。確かに家庭の主な収入を得ているご主人の意向は無視できないのですが、現実的には住宅選びの際には奥様の意見がとても重要になります。投資目的ならともかく実需(実際に住む)マンションの営業では、奥様が気に入れば契約できると感じる営業マンは多いでしょう。

私が営業の現場に出ていた時にも、奥様の意向を無視して契約する人がたまにいました。こういう家庭では、後々揉めることが多くあります。またアフターサービスの現場で、ご主人が言いがかりのようなクレームをつけてくるケースを調べると、購入の際に奥様の意向を無視して契約していることが多いこともわかりました。

マンション選びで大事なのは、家で過ごす時間が長い人、主に家事をする人の意見です。家で過ごす時間が長いと、どうしても不満が出てきます。思っていたより日が入らないとか、部屋が広くてエアコンに効きが悪いとか、お風呂にカビが生えるなどの不満は、家にいる時間が長くて家事をするからこそ感じるのです。朝早くから夜遅くまで会社で過ごす人には、こういった不満はわかりません。

もし不満が出ても自分で決めたマンションなら、ある程度の諦めがつきます。しかし自分の意見を聞かずに配偶者が独断で決めたのであれば不満は大きく募り、ご主人は奥様の愚痴を延々と聞かされることになってしまいます。ですから家で過ごす時間が長い人の意見は、とても重要なのです。最近はテレワークでご主人が家にいる時間が増え、奥様がパートで出かけている時間が長い家庭も増えています。どちらにせよ、家で過ごし家事を多くしている人の意見を軽んじると、あとで後悔することになりやすいのです。

ちなみにご主人がネチネチと重箱の隅をつつくような内容でクレームを入れ続けるケースでは、大体このパターンで購入していました。奥様の攻撃から逃げるため、悪いのはマンションを選んだ自分ではなくマンションそのものだと言いたいようです。しかしいくらクレームを入れて売主を攻撃したところで、奥様の攻撃が和らぐことはありません。そんなに酷いマンションの購入を決定したのはご主人ということになってしまい、さらに追い詰められたご主人は売主にクレームを入れ続けます。こういったクレームはなんの解決にもなりませんし、関係者全員を不幸にしてしまいます。

②資産性ばかりを気にする

マンションの資産性は重要です。全ての実需マンションは負債だという意見も聞かれますが、私は必ずしもそうだとは思いません。確かに資産性が低いマンションは転売がうまくいかずに空き家が増えていき、やがて修繕積立金の徴収などで問題が出やすくなります。そして不動産のほとんどは、古くなると値下がりするのも事実です。ですから少しでも値下がり幅が少ないマンション、あわよくば値上がりするマンションを選びたいとマンションの資産性を熱心に研究する人もいます。

その一方で、資産性ばかりを気にするのも問題です。どの物件が値下がりしにくいか、値上がりしそうかばかり気にしてマンション選びを行うのは、投資マンションならそれで良いでしょう。しかし実需マンションでは実際に自分達が住むので、そこに住みたいのかというのも重要な要素です。南青山に大手が手掛けるマンションなら資産性が高いと判断して購入するのもいいのですが、本当に南青山に自分が住みたいのか、その後の生活が満足できるのかというのを十分に考えなくてはなりません。

このように資産性ばかりを気にする人の何割かは、ステイタス性にも拘ります。マンションのエリアや街のランドマークになっているかなど、マンションにステイタス性を求めるのです。これも悪いことではありませんが、実際にそのマンションに住みたいかというのが重要です。資産性やステイタス性を必要以上に気にして、職場から遠かろうが子供の学区に多少の難があろうが、この物件は将来的に値下がりしないからという理由で購入すると、やがて住むことが苦痛になってしまいます。無理して住んでいることが嫌になっても、引っ越しは簡単ではありません。なぜそのマンションが欲しいのかを、冷静になってもう一度考えてみましょう。

③評論家になっている

マンションを買うためにあちこちのモデルルームを見ていると、いつの間にかマンションのデメリットばかりに気を取られるようになり、満足できる物件がないため買えなくなってしまう人がいます。「日当たりは良いけど、買い物に不便」「駅から近いけど、駐車場が少ない」「価格は手ごろだけど、内装が安っぽい」「リビングは広いけど、寝室が少し狭い」などなどデメリットばかりに目が向いてしまうだけでなく、あちこち見に行ったマンションの良い部分だけをくっつけて頭の中で理想の物件を作ってしまいます。

こういう人は、どの物件を見ても満足できず買うことができません。しかし社宅の退去など、どうしても買わなければならない理由ができると、一番ましな物件を購入するのです。しかし理想の物件とはほど遠く、不満なまま暮らしていくことになります。評論家タイプの人は2パターンに分かれていて、買ってしまうとそれまでの理想を忘れて満足する人と、買った後も理想が忘れられずに不満を募らせ、他人の住宅購入にまで口を出す人に分かれます。

まとめ

マンションを買って後悔する人の3タイプをまとめてみました。他にもいろいろなパターンがあるとは思いますが、私が関わった人達の中では、この3タイプが多かったです。では住宅選びで後悔しないためにはどうすれば良いのかという話は以前に書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。

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